kaito

フランシス・ハのkaitoのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
4.5
「追記あり」
わたくし、レディバードよりこの映画好きです。

「フランシス・ハ」
主演を務めるのは、あのレディバードの監督「グレタ・カーウィグ」だ。レディバードに比べると共感できるものがたくさん合った。男子でもこの映画は楽しめる。はず。

ある女性に焦点を当てた映画だったけど、その女の子がかなり面白く興味深いから、彼女がする話や行動全てに好感を持つことができた。親友と仲良くなる経緯が描かれているわけではないけど、どれだけ仲がいいのか、2人の間に絆があるかどうかは冒頭数分のシーンでよく理解できた。かなりいい演出だった気がする。だからこそ、映画の中で歪んでいく2人の関係性だったり、親友が取られる(表現あってるかな)ことに不満を持つフランシスにかなり共感できた。グレタ・カーウィグの演技が本当にすごい。

音楽が良く画面が白黒だったり、かなり独創的な映画で、個人的にはかなり満足な映画だった。好き。素晴らしい✌️

追記
「フランシス・ハ」の意味は?
映画の中で彼女は「フランシス」と呼ばれ、名字がなかなか出てこない。調べてみるとフルネームは「フランシス ハラデイ」という。ラストシーン、自分の家のポストにネームタグを入れるときにいい感じにホルダーに名前が入りきらず、「フランシス・ハ」となってしまうわけだ。
これは何を表すか?

おそらくフランシスは着々と自分の道を歩み進めているということを表してると感じた。この映画の中で、描かれていた経験を通じて、新たな一歩を踏み出したことを示唆しているんだと考える。
「フランシス ハラデイ」というゴールに向かって
kaito

kaito