前科者であるため仕事も家庭も失い、別れた妻と暮らす娘の養育費も払えず、人生崖っぷちの男、スコット。養育費を払うために刑務所仲間のルイス達と再び窃盗を行ってしまう。しかし、目指していた金庫の中にあったのは変わったスーツとヘルメットであった…
MCU作品、12作目。
「アントマン」シリーズの1作目です。
MCUのフェーズ2の最後の作品が今作の「アントマン」
まさか「アベンジャーズAoU」の次が小さくなるという珍しいヒーローとは。
流石ですね。
最初に小さくなるという設定を知った時は「え⁉大丈夫なの…」と正直不安になりました。ですが、この小さくなるというのを最大限に上手く利用して面白い作品になっています！
ヒーローだけでなく、作品自体の規模も他のMCUに比べると小さいかも。というより、他のMCUの規模が大きすぎるんですよね（笑）
でも、規模が小さくなったことで見やすい作品だと思います。
主人公のスコット・ラングは泥棒ではあるが一般人。
一般人が頑張ってる感が好きです。
性格も良い人かつ庶民的な感じが好感持てます。
恋愛要素よりも父娘要素が強くなっているのも良かったです。
スコットを演じるのがポール・ラッド。この人もそれなりに良い身体になっています。
MCUシリーズの主人公の人は肉体作りが必要みたいですね。
さらに、コメディ俳優ということもあり、まさにアントマンがはまり役でした。
そのアントマン。
能力的にはボタン1つで小さくなったり、大きくなったりするのと、蟻を操ることができる。あと、他の物を縮小化、巨大化させるディスクが武器。
これらを最大限に活用して戦うのがアントマン！
MCUのヒーロー達の中でも、なかなか好きなヒーローです！
スコットの娘のキャシーがとてもいい子で可愛かったです。
そして、蟻達も大活躍。
アントニー良い相棒でした！
忘れてはいけないのが、スコットの愉快な仲間の泥棒3人組。
泥棒でも憎めない彼らが良い味出してます。
今作の悪役はイエロージャケット。
敵でしたが見た目はカッコいい！アクションシーンが終盤のみだったのが勿体ない。
ストーリーは分かりやすいし、笑えるシーンも多い。
前半の訓練シーンも面白かった！
思い返せば、数多くあるMCU作品で訓練シーンがあるのって「アイアンマン」「アントマン」「ドクターストレンジ」ぐらいですね。
後半はアクションシーンも増え、より面白くなります！
イエロージャケットとの戦いでは大きくなったり、小さくなったりしながらの戦い。また、子ども部屋が最後の戦いの舞台。
これが斬新で楽しめました！
アントマンでしかできないアクションですね。
クロスオーバー要素が意外と多い！
・冒頭にいきなり昔のS.H.I.L.E.Dが登場。
ハワード・スターク、ペギー・カーターが出てくる。
・ピム博士の「アベンジャーズは街を落とすので忙しい」と言うセリフ
・ヒドラの登場
そして、中盤まさかのアベンジャーズ基地の登場！このシーンは本当にテンション上がります。
しかも、あのキャラとも戦います！
これが「シビル・ウォー」への伏線になっていたとは！
ラストの終わり方もアベンジャーズとの合流を示唆していて、好きです。
もう1つテンション上がったのがエンドロールの後にある2つ目のオマケシーン！！
初めて観た時はやばかったです！
「1人あてがいる」のセリフの後、‘‘アントマンは再び戻ってくる’’の字幕。
最高です！
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」でアントマンが出てくるのかが、1つの注目ポイントでもあります。
あとホークアイもね。
(再レビュー。いいね、コメントしてくださってた方すみません)
