みりお

アントマンのみりおのレビュー・感想・評価

アントマン(2015年製作の映画)
3.3
いよいよフェーズⅡ最終作!
MCU第12弾🕴🌎⚡️
『アントマン』‼️

これまでの作品と毛色が違いすぎて、本当にたくさんの世界観があるんだなぁってことに興奮😝👍
スタン・リーってすごいなぁ✨
なんでここまでたくさんの世界が思いつき、描いてしまうんだろう✨✨

本作のヒーローであるアントマンは、"世界を救うために"とか、"人類の未来のために"闘うのではありません🤣
ただただ愛する娘に会いたいがため♡
真っ当な仕事に就いて、堂々と娘に会いたい…
ヒーローになって、娘に"すごいパパ"だと思われたい…
闘う理由は、他のヒーロー達に比べると凄くスケールが小さいとも言えます。

でも、だからこそ愛おしい💓
並の理由しかなくて、スーツを脱いだら仕事も家庭もうまくいかないただのおじさんで、空も飛べない、目立った武器もない、等身大のおじさん。
でもアリの船にアリのロープ、アリの飛行機を巧みに使い、まっすぐに敵陣に向かう姿は、とびきりカッコいいおじさん✨

そんな姿は、とびきりのヒーローだらけのMCU作品の中でほっと息抜きを与えてくれる、ほっこりとした作品でした😊🌟
ラストの戦闘シーンも、本人達は大真面目なのはわかります👍
でもキャシーの視点で側から見てると、なんかポコポコドタバタしてる?くらいのかんじ🤣
思わず『トイ・ストーリー』を思い出すような温かみに、MARVELの新しい魅力を見つけました❣️


《2回目鑑賞 2023.2.11》
『クアントマニア』に向けて復習✨
2015年の作品なので、とりあえずポール・ラッドが若い!!
若い頃めちゃカッコいいやないの😍
見惚れちゃうシーンも多数✨

そしていま観ると、アベンジャーズ本部でのファルコンとの闘いは新鮮✨
あそこでファルコンと闘わずに逃げてたら、スコットはアベンジャーズ入りせず、そしたら量子世界を活用したタイムトラベルもできず、そしたらサノスも倒せず…つまり『エンドゲーム』は完結しなかったわけだ👀!!
やっぱアントマンって超重要キャラだし、もはやアントマンが世界を救ったと言っても過言ではなーい👍笑

でも1作目の本作は、ヴィランも小物感満載だし、ラストバトルはオモチャの中での可愛い闘い🤣💪
側から観るとめちゃスケールの小さい闘いになってるラストバトルは、何回観てもおなか抱えて笑っちゃうくらい面白い❣️
改めて量子世界の復習もできたし、新作公開前に観ておいてよかった🥰✨


【ストーリー】

仕事も家庭もうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。
別れた妻が引き取った娘の養育費も用意できず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。
それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。


【キャスト・スタッフ】

*監督:ペイトン・リード

アメリカ出身🇺🇸
1980年代からTV作品の監督として活躍し、1995年に『テニス靴をはいたコンピューター』で映画監督デビュー🌟
2000年代は『チアーズ!』(2000)や『イエスマン "YES"は人生のパスワード』(2008)などを監督。
当初本作の監督には『ショーン・オブ・ザ・デッド』などで有名なエドガー・ライトが決まっていたそうですが、彼の降板を受けてリードが監督に抜擢され、その後『クアントマニア』も含めてリードが監督しています✨
本作も前半はどうなることかと思ったけど、後半どんどんペースアップ✨
小さい世界での迫力の闘いをうまーーく表現してくださってました✨
『クアントマニア』も楽しみ(๑˃̵ᴗ˂̵)


*スコット=アントマン:ポール・ラッド

ええええええ‼️
レオ様の『ロミオ+ジュリエット』(1996)のパリス伯爵やってたの⁉️
うわああああああ!もう一回観なきゃ!笑
アメリカ出身のポールは、1995年『クルーレス』で映画デビュー🌟
その後はしばらくブロードウェイの舞台に活動を移しますが、継続して映画にも出演し、2004年の『俺たちニュースキャスター』をきっかけにコメディ映画の出演が増え、しばらくはコメディ役者として活躍していたそう✨
ポールのキャリアは『アントマン』への抜擢以降グッと変わっているので、そう考えるとアントマンは本当に当たり役ですね😊✨
その他の出演作は『俺たちニュースキャスター』『40歳の童貞男』『ナイトミュージアム』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』など。


*ホープ:エヴァンジェリン・リリー

おぉ!『LOST』のケイトか✨
久々すぎてわからなかった!笑
エヴァンジェリンはカナダ出身🇨🇦
2003年頃からTV作品や映画の端役で徐々に出始め、2004年〜『LOST』シリーズでブレイク🌟
それ以降はやはり『アントマン』中心にキャリアを積んでいます。
主な出演作は『ハート・ロッカー』『ホビット』シリーズなど。


*ハンク・ピム:マイケル・ダグラス

またもや、「すごい名優がいきなりMCUに出てくるやつ」やん🌟笑
マイケルはアメリカ出身🇺🇸
父親のカーク・ダグラスが有名な俳優、かつ映画プロデューサーであったことから自身も映画の道を志し、1966年『巨大なる戦場』で映画デビュー🌟
その後大きなヒット作はなかったのですが、1970年代から監督業にも進出し、1975年には製作に携わった『カッコーの巣の上で』がアカデミー賞作品賞を受賞✨
ほぼ初めてしっかり製作に関わった作品だそうで、その快挙にびっくり👀!
その後は監督業も俳優業も並行して続け、1985年の『ウォール街』ではなんとアカデミー賞主演男優賞まで獲ってしまった、まさしく天才肌✨
その他の出演作は『コーラスライン』『危険な情事』『氷の微笑』『恋するリベラーチェ』など。


*クロス=イエロージャケット:コリー・ストール

『ミッドナイト・イン・パリ』のヘミングウェイかぁー‼️
どこかで観たことあると!笑
コリーはアメリカ出身🇺🇸
2001年からshortfilmに出演し、2003年に『ヘンリー4世』ブロードウェイに初出演🌟
その後多くのTVドラマへエピソードゲストとして出演するようになり、2005年には『スタンドアップ』で長編映画デビュー🌟
2009年『橋からの眺め』で再度ブロードウェイに立ち、そこでウディ・アレンに気に入られ、『ミッドナイト・イン・パリ』のヘミングウェイに抜擢されたそうで、その後は定期的にウディ・アレン作品に出ています✨
その他の出演作は『ソルト』『PUSH 光と闇の能力者』『グッド・ライ』『かもめ』『ファースト・マン』『ウエスト・サイド・ストーリー』など。


*パクストン:ボビー・カナヴェイル

『ザ・ウォッチャー』のパパが、なんとスコットを目の敵にするウザい刑事役だった👀!!笑
ほぼ最初の台詞が「俺の家から出ていけ」で、『ザ・ウォッチャー』と被りすぎてて笑った🤣
ボビーはアメリカ出身🇺🇸
1996年『俺たちブラボー・ブラザース/ホラ吹いて行こう!』で映画デビュー🌟
数年後からTVドラマにも定期的に出演し、2013年『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』でエミー賞ドラマ部門の最優秀助演男優賞を受賞しています✨
主な映画出演作は『Shall we dance?』『ラヴレース』『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』『ANNIE/アニー』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』など。
みりお

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