片腕ファルコン

スノーマンとスノードッグの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

スノーマンとスノードッグ(2012年製作の映画)
3.2
ワー、ユキダー、クリスマスダー、アア、キレイダナー


クリスマスいかがお過ごしでしょうか?
イヴの夜は…恋人とイチャイチャしたり、家族と祝ったり、一人で映画を見たり、桔梗さんとペコさんが謎の会話で愛を確かめたり、それぞれ楽しんだと思いますが…

私は、オッサン3人と朝までひたすらジェンガをするというイカいたイヴの夜を過ごしましたよ。地球上に僕ら以外で夜な夜な真剣にジェンガをする3人組みなどいたのでしょーか!!

子供の頃に『バタリアン』ばかり見てないで、この『スノーマン』と出会っていれば、大人になって、オッサン3人でジェンガする事はなかっただろうに。。

取り乱しました、すいません。

さ、この『スノーマンとスノードッグ』絵のタッチが随分力強く、かつ柔らかく彩りもしっかりして現代っぽいなぁと思ったら2012年の作品なのですね。

かつてのスノーマンの写真を発見した少年が新たに雪だるまと死んだ犬の形の雪だるまを作って夜を待つ。

スノーマンとスノードッグの誕生だ!

スノーマンは街を破壊しません。
スノーマンは女性を強姦しません。
スノードッグは飼い主の喉元に噛み付いたりもしません。

先ほど説明通り、画がキレイ過ぎるが故にオリジナルの方が好みっていう人がいっぱいいそうですが、僕は何気にこっちの方が好きでした!!

何といっても空を飛ぶ時の浮遊感、爽快感がスバラシイ!!まぁここも現在のハリウッドっぽいアングルではあるのですが、それを柔らかいイラストで表現してるもんですから、なんとも不思議な感覚となってます。ずっとその映像でも良いくらい、見ていられます。

終わり方としては前作の方が優れてますが、そこを差し引いてもこっちの方が点数高めです!!

なんなんでしょう、この癒されるスノーマンの存在感は。
※そしてふと『キラー・スノーマン』というタイトルを見つけてしまいましたが…見なかった事にしておきます。。