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リスボンに誘われてのncccoのレビュー・感想・評価

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)
3.0
消えた女が持っていた世界に100冊しかない本を手に入れてから、わびしい老教師の人生が色づき、回転しだす。何を思ったか、仕事をほっぽり出して一路リスボンへ文字通り着の身着のままで乗り込んで謎解きを始める。
歴史背景がよく分かっていないので、難解な映画という印象。でも、結局なんで主人公がそこまでして「彼」にのめりこんだのか、その共通項が見いだせずに、腑に落ちないところがあったまま終わってしまい、残念だった。
シャーロット・ランプリングが、弟を想う薄幸な老女を好演。この人こういう役回りぴったりだな。
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