「トワイライト」シリーズと同じ原作者だからか、SFもののテイストの割になぜか恋愛部分が急変化のようにやってくる。
地球が宇宙の生命体から侵略を受けていた時代。
メラニーはその生命体に体を寄生され、体内にはもうひとりの人格が備わることに。
そして隔離施設からメラニーは抜け出し、数少ない人間が存在する場所へ向かう。
SFの設定としては面白くなりそうな題材なのに、急速にしぼんでいく想像力の欠如。
なぜか人間の中には若い男が二人おり、妙な三角関係に発展。
キスの最中でも別の人格が止めるという訳のわからない内容。
そのくせ消えた人格を戻すため、キスを二人に迫るというすごさ。
分かったのはこの原作者が三角関係が大好きということぐらい(笑)