シガーandシュガー

ライト/オフのシガーandシュガーのレビュー・感想・評価

ライト/オフ(2016年製作の映画)
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光に弱いという設定で、先日見た「黒の怨」と同じハラハラ感を味わうものの、光と闇の中で見え隠れする「怖いモノ」の表現が、さすがに10年以上経たこちらの作品のほうが洗練されてる。点滅する光、その間に差し込まれる闇を縫ってこちらに近づいてくる「怖いモノ」のスピード感が本当に怖い。やめれ~と思わず叫んでしまった。
実家の地下室の、壁の殴り書きやら人形?死体?やらが一体なんだったのかよく理解できなかったので(スピードについていけなかった)ちょっと残念。

元ネタだという「Lights out」も、これくらいの短さのほうがかえって面白いかもなと思いながらも、この後が気になるから結局映画になってもらったほうが満足かも知れない、と、視聴者の我儘があふれ放題。つまりよく出来てるということで。