おたしん

世界の果ての通学路のおたしんのレビュー・感想・評価

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)
4.0
別世界だ。
想像もできない。
自分の経験と違いすぎて。

長い時間をかけて体力を消耗して向かう。
命の危険すらあるのに。
それほど苦労して行くけど仕事があるわけではないのでお金が貰えるとかじゃない。
ただ勉強したいから。
学ぶために学校へ行く。

何言っても上から目線になっちゃいそうだけど本当に考えさせられちゃう。
自分は徒歩10分で学校着いたからな。
それなのに行きたくないとか勉強したくないとかおこがましい気がしてきた。
まあ状況が変わると悩みも変わるんだけど。

スマホいじりながら見てたのバチ当たりそう。
夢に向かって果てしない通学路を行く子供たちに頭上がりません。

途中動物の鳴き声したらどうしよう。
キリンとかゾウいたら動けない。
転ぶだけで慌てたし水溢れてるのに焦ったし。
車椅子壊れそうで心配すぎたし。
でも彼らには日常茶飯事なのかな。
生きていること無事学校に着くことが何より大事。

家から一緒に向かう兄弟や途中で出会う友達はとても大切だろうな。
気持ち的にもそうだし楽しそうだし。
1人であの距離は耐えられない。
学校着いたらみんな嬉しそうで。
通学路でも笑顔が素敵で見入ってしまった。

ラストのジャクソン君が夢を語ってるのが眩しすぎて泣きました。

世界の偉い人たちへ。
こんな子達をどうにか応援できませんかね。
お金の使い方とか変えられませんかね。
絶対将来有望じゃないでしょうか。
金の卵が未来を創ります!

募金とかで何かしら助けになるのかね。
ちゃんと使ってくれるところがあれば積極的に参加したいんだけど。
おたしん

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