バナバナ

6才のボクが、大人になるまで。のバナバナのレビュー・感想・評価

4.0
主人公の男の子よりも、その母親に「ご苦労様でした」と言いたい作品。

テキサスはアルコール依存症男が多いのか?
それとも、アメリカは再婚が多いと言えども、やはり継子の学費などを負担する事は、継父をあんなに荒れさせるものなのだろうか?

子供たちの父親であるイーサン・ホークとの離婚原因は、
23歳で結婚した若い父親が音楽への夢を諦めきれず、
結局定職に着かなかった事が原因だったが、離婚後の子供の面会を母親が承諾できる父親って、生活には問題あっても性格的には大丈夫って事なのねと、この映画を観て思いました。

子供二人を州立大学に入れるにしても、家を売っぱらって、また賃貸生活に戻るんですものね。
パトリシア・アークエットのお母さん、女手一人でよくぞここまで頑張られました。尊敬します。

他に思ったのが、やはり娘は口が立つので憎たらしい、という事。
経済的な都合や離婚などで引っ越さねばならなかった時の、
娘の口の利き方と言ったら。
思わず、絞め殺したくなりそうでした。

子供二人が独立したら、パトリシアお母さん、もう一花、恋の花をさかせそうですね。
第〇の人生、エンジョイして下さい。
バナバナ

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