JunIwaoka

6才のボクが、大人になるまで。のJunIwaokaのレビュー・感想・評価

2.0
2014.11.16 @ 新宿武蔵野館
(原題:Boyhood)

この映画って結局あのとりとめのない父親の話と同じで、その要点は原題のBoyhoodから一人の男に自立ことについて。そして人生まだまだこれからってことに希望がある。
12年間かけて撮っただけあって、そのリアリティさは徹底してるけど恐ろしく地味。まるで人生のあるあるのようだった。面白いなと思ったのは時の経過をその年にかかっていた曲を使っていて、馴染みのある曲がかかると、自分が同じときになにをしてたのかと画面の男の子に何かを重ねてしまった。上映時間が長いこと以外に特筆してなにが悪いという部分がある訳じゃないけど、期待が高過ぎた感は否めなかった。なんか感想もまとまりがない。笑


この映画が素晴らしかったかはよく分からないけど、いろいろ思うところがあったので映画の楽しさを教えてくれた親に観に行ってもらった。"30年間私は泣かなかったから今幸せものだ"って珍しくマトモな感想のメールが届いたんだがそこじゃーない。残された事件はあと一つだなってことだよ。笑
JunIwaoka

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