とぅん

パディントンのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

パディントン(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間界(ロンドン)に降り立った喋るクマのパディントンが、その昔に家族を助けてくれた探検家を見つけるために奔走する話。

家族で安心して観られる良作だけど、初期ガイ・リッチー風のサクサク演出とか、家の中をミニチュアっぽく見せる演出とか、監督のこだわりが随所に見られるのも良いな。

最初はパディントンを仕方なく泊めていたブラウン家だったが、最初からパディントンを助けたかった母親はともかく、子どもの心を掴み、一番反対していた父親も味方につけて、最後は家族の一員だと言われるまでが清々しい。
父親はパディントンの探す探検家について調べるために女装して潜入するまでやるのが楽しい。

その過程でパディントンを剥製にしたがる悪役として、探検家の娘が登場するのだけど、これをニコール・キッドマンがやってるのが結構意外性のあるキャスティングだと思った。

悪役に捕まったパディントンを助けるためにブラウン家が総動員で向かうのは、わかっていてもやっぱり気持ちいいな。
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