Kaako

バルフィ!人生に唄えばのKaakoのレビュー・感想・評価

バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)
4.3
目で話す男がいた♫
コソコソコソ ヒソヒソヒソ♫

映画が始まるよ〜♫ の楽しい歌からのオープニングにインド映画らしい歌や踊り満載の楽しい映画かと思いきや、予想に反して踊り少なめの切ないラブストーリーだった。

主人公バルフィが聾啞者の為、セリフもほとんど無し!
でも陽気でいたずら好きなバルフィは表情と身振り手振りで回りの人を笑顔にする。
バルフィが一目惚れしたシュルティも幼馴染みで自閉症のジルミルも次第にバルフィに惹かれていく。


「人生最大のリスクとはリスクを避けること」

「完璧な夫婦は愛に不自由していました。あの人は不自由ですが、愛に満ちていました。」

人生に一番大切なものは愛か、お金か?
障害があっても、愛があればその壁を乗り越えられるのか?


バルフィの動作とストーリーはチャップリンやMr.ビーン、ライフイズビューティフルのジョズエを彷彿させ、クスクス笑えて優しく、切ない素敵な映画。セリフが無くても目で表情で身振り手振りでちゃんと伝わる。
是非チャップリンファンの方に観ていただき、感想を聞いてみたいと思った。
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