もしも万能の力を手に入れたら？
そんな誰しもが抱く願望を形にしてみたのがこの映画。
まあそういう系割と多い気もしますが。
どんな願いだろうと、口で唱えて右手をさっと降れば叶ってしまう。
そうなれば人生イージーモードですよね。なんだってできますし、自分の現状を変えてみたり欲のままに動いてみたり。主人公の二―ルも、冴えない現状から脱却しようと右手を奮います。
しかしなんでしょうこの庶民感！（良い意味で）
なんでも叶えられるのに、割と叶える願いがそこまで大きくないというか、大きいようで小さいんですよね。
まあそれもこれも能力のせいでしょう。
なんか微妙に融通の利かない万能さ！
”口に出した通りの願いを正確に叶える”のであって、”使用者の思った通りに叶える”ものではないんですよねぇ。そこの祖語がまた面白い。
全体的にぐだっと見れるポップコーンムービー。
程よく観れるB級作品だなぁ……………なんて思いながらキャスト欄を眺めていたらテリー・ギリアムの名が……？
「見かけなかったような？」と思い調べてみたらなんと声優でモンティ・パイソン総出演してるじゃないか！！（吹き替えだから気づかなかった
