ふっくー

呪怨 終わりの始まりのふっくーのレビュー・感想・評価

呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)
3.0
久々にスクリーンに帰ってきた呪怨!!!
話題性と久々の最新作とゆうことだけで集客が狙える今作品。
さて内容は今までのシリーズの前の話。サブタイトルの終わりの始まりに相応しい話となっている。
呪いの元凶は佐伯家ではなく、家そのものが呪われていたとゆうこと。なので、その家に関わった人間が容赦無く不幸に見舞われます。
家の怨念が強すぎて、白い顔の男の子俊雄、白い顔の女伽倻子とゆう化け物を作り出していた。
話はまぁ、今までの謎がわかるので良い。しかーし肝心な恐怖演出が微妙。配役が変わってしまった俊雄と伽倻子は何故か違和感を感じてしまった。そして、俊雄がオカッパなので、画面にいきなり現れても怖くない。
ラストシーンの伽倻子の這いずりシーンでようやく呪怨らしい怖さが出てきた印象。
怨念で死んでいく女子高生のシーンもどれもパッとしない。顎外れるシーンは呪怨パンデミック、布団の中の俊雄は劇場版呪怨のオマージュ?R指定掛けてでもそこはリアルなオカルト演出をしてほしかった。
トリンドルの女子高生役はちょっと無理があるんじゃないかなと思いつつ、佐々木希のあまり意味のないシャワーシーンは素晴らしかったです笑。
恐怖演出や内容では色々と納得いかない所が多かったですが、久々の呪怨シリーズをスクリーンで観れたとゆうことで楽しめました。

夏にヒンヤリしたい人は是非劇場で大スクリーン、クリアなサラウンドで恐怖を楽しんでください。

(2015/6/22鑑賞)
ザ・ファイナル鑑賞。
落合監督を迎えての「呪怨」リブートの全体的な感想ですが、この監督ホラー映画撮るのは良いかもしれないが、呪怨シリーズには不向きな監督だと感じた。
音で驚かすシーンが多く、呪怨シリーズはその驚かし方はもはや、タブーなのだ。呪怨シリーズの醍醐味は画面に恐怖そのものを映し、画面だけで怖がれる視覚での恐怖なのである。かといって聴覚で驚かし、視覚での恐怖が強いかと言われると怖くない。俊雄くんはオカッパブリーフ少年とゆう風貌の時点で怖さはなくなり非常に残念。
伽倻子は人間の時の気持ち悪さが不気味に描かれていたのは高評価。

落合監督には音で驚かしたり、カメラワークが上手い撮り方なので、お化け屋敷的なジェットコースターホラームービーに次回作は挑んでもらいたい。
ふっくー

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