Pam

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のPamのレビュー・感想・評価

3.7
音楽が悲しいねぇ。
悲しい話。

Alain Turingという実際の数学者で第二次世界大戦のドイツ軍の暗号解読をした人なのね。まぁ彼のキャラが学者であり扱いにくいんだけどまぁ天才だからみんなから尊敬されてるんだけど、、物語は彼の解読マシーンであるクリストファーの制作完成から解読成功それから戦後自ら命を断つまでの回想ね。でも彼の存在は公式文書消されてたのね。ほんと安倍みたいな英国政府だけどね。

カンバーバッチが巧すぎてとても危うい教授の対人関係の下手さなどの描写もよくてすぐすぐ入れる。シャネルの広告美女のキーラ・ナイトレイのお化粧薄めの演技も悪くなかった。

これを見て思ったんだけど戦争ってほんとうに統計であり確率であり数学の世界なのね。つまり今流行りのコロナも今一生懸命必死で統計を出そうとしてるのね。それも今のコンピューターで。しかも、敵に知られてはいけないからって、ええ、そんなことまでするんですか?間引きして、こっち潜水艦を撃たせてあげてこっちがわかってることもわからないようにするとか、ソ連のスパイも実は泳がせて、なんの情報が回ってるかを確認するとか。。もう京都人もびっくりの裏かきまくり。イケズやん。でもそこが英国の奥深さなのかもね。ほんと、勉強になったわ。ありがとう。アメリカ映画だったらここで仲間が乾杯して終わりだろ?なんだけどね。


ホモセクシャルであることがここまでイギリスで罪深かったとは知らなかった。フランスだって女性の参政権68年だし。

まだまだ進化できるね人類は。。淀川長治先生に解説してもらいたいねぇ。彼ならなんていうかなあ。ほんと。聞きたいよ。

いや、映画の感想になってないけど、考えさせられました。コロナ引きこもり映画絶賛継続中です。
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