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奇妙な女の一のレビュー・感想・評価

奇妙な女(1946年製作の映画)
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ノンクレジットながらダグラス・サークが演出したというオープニングから、水面の波紋があっという間に10年を隔てると、そこには完璧なへディ・ラマーの姿が。少女は少年を水に沈め、その少年は父を水に沈め、ムチをふるわれた女が最後は狂わんばかりに馬へムチをふるう。自殺したかつての少年のすぐ傍で、落雷と燃え盛る火に焚き付けられて男と女がキスを交わす。異様なシーンばかりでホントに嬉しい。
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