オーウェン

ドラフト・デイのオーウェンのレビュー・感想・評価

ドラフト・デイ(2014年製作の映画)
3.9
アメリカは日本のドラフトと違い、リーグ戦下位から順々に指名していく。
だがただ指名するだけではなく、チームの状況や来季以降のことを考え指名権と引き換えに強豪選手を獲得するなど、目まぐるしく変わる。

当然そこにはドラマが生まれ、発表の時まで気が抜けない。
ドラフトはGMが中心となるのだが、それに輪をかけてオーナーや監督などの意見によって次々左右されていく。

映画の構成としては非常に面白く、試合映像などほとんど使われていないのに、指名される側は一喜一憂することになる。

とても面白いのだが現実これが成功したドラフトかは誰にも分からない。
スターになるような素材であっても大成しない者は大勢いるし、逆に下位指名ながら優勝を勝ち取る選手もいる。
ある意味運試しのような、そんな視点でも見れるのがドラフト会議なのだろう。
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