織田

ドライブイン蒲生の織田のレビュー・感想・評価

ドライブイン蒲生(2014年製作の映画)
3.5
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伊藤たかみさんの原作小説が好きだったので鑑賞。小説に比べて色々と説明不足の部分が否めず冗長さを感じる一方で、黒川芽衣の姉貴と染谷将太の弟の感情の機微が見事で微笑ましくもあります。前時代的な(実際にだいぶ前時代の設定ですがw)不良に足を突っ込みつつある姉貴と、ツッパリになりきれていない優しい僕ちゃん。

自分の親を「恥ずかしい」と軽蔑しながらも切り離すことのできない家族関係、気づかないうちに継承されている親の教え。このへんは反抗期を経験した人なら実感する部分も多いかもしれませんね。

ちなみに蒲生とは東武スカイツリーラインの駅ではなくて主人公たちの苗字。自分らの一家の一人称が「ウチ」ではなくて「蒲生」なのが印象的でした。

原作小説読むと映画内の演出の文脈がわかります。あとお母さんの印象も変わるかも。



🔽感想です(ネタバレあり)🔽
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