おたしん

ジミー、野を駆ける伝説のおたしんのレビュー・感想・評価

ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)
3.3
自由に生きることができない息苦しさ。
なんとも制限が多い時代だな。

歌とダンスぐらい好きにさせてくれよって思っちゃうけど宗教的にNGなのね。
他国のやり方だとかどうとか面倒だわ。
ジミーも言ってたけど自分の目で見てから判断して欲しいね。

そんな状況を変えるために動いたジミー。
活動家って感じですね。
信頼や人気を得る理由が分かった。
自由な人間らしくって何も悪いことじゃないのに。

教会側のやり方も卑怯でした。
全く信教者らしくないね。
そんな熱くならずに冷静に対応してほしいものでした。

音楽と踊りがアイルランドって感じ。
民族舞踊のイメージ強いかも。
みんなでダンスしてるときの楽しそうな笑顔が全てでした。
彼らは戦い続けると思います。

邦題の"野を駆ける伝説"ってのいいね。
みんなのリーダーでありヒーロー。
国外追放しちゃうなんて政府は勿体無いことしちゃったんじゃないか?
こんな才能は活かすべきなのにね。

久々のケンローチ監督。
ラストは意外にも明るくて彼の作品にしては珍しいとか思っちゃった。
希望を残してくれる最後好きでした。
とりあえずお母ちゃんが1番可哀想。
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