トランスマスター

ケープタウンのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ケープタウン(2013年製作の映画)
4.0
小説の映画化
南アフリカのケープタウンが舞台
二人の刑事が、若い娘の殺人事件から麻薬の売人やさらにもっと大きな陰謀を明らかにして全身全霊で操作するお話です。

◆良い点/注目ポイント
・オーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカーの刑事コンビは、新鮮だけどバランスが作品とのバランスが取れています。
・ヨハネスブルグを要する世界一治安の悪い南アフリカのギャングの描写がエグい。相手が刑事だろうがお構い無しで襲ってくる。
・都市部の洗練した街並みは、欧米並みのオシャレレベル。
・アフリカのギャングは、他作品も含めとにかく粗暴。理不尽な暴力が多い。南米のギャングやアメリカとは違いビジネスライクにはいかない点も土地柄なのかも知れません。

◆改善点
・クライマックスに向けてのシーンが、結構アッサリしていて少し残念。

◆総括
・ハリウッドとは違った感覚のクライムムービーなので、新しい発見があります。これを観ると治安悪すぎて南アフリカには旅行に行きたくなくなります。