おなべ

バクマン。のおなべのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
3.4
原作途中リタイアの私でも分かる内容の未熟感が気になりました…その他諸々は日本映画ならではのハイスペックな映像技術など中々新鮮で良かったです。

《染谷将太》演じた新妻エイジは声と喋り方が合ってなくて、私の頭の中のイメージではもう少し甲高い声だったらベストでした。それでも表情や仕草・喋り方など1つ1つの動きは忠実に再現してて上手だと思います。

サブカルが日本の中心文化へと台頭する時代へとパラダイムシフトしマイノリティ要素が逆に無くなるのはある意味革命的で凄いことだと思います。昨今アニメや漫画が社会に与える影響は絶大、今では人々に欠かせない存在にまでなったそれらの文化がこれからどのように変化していくのか楽しみです。

あとは意外と誰かのちょっとした一言から人生は大きく左右するということですかね。この主人公の場合は小豆というヒロインの一言から漫画家になる決意をします。そうゆう風に意外と誰かがなんとなく発した一言で人生が変わったり、いつの間にかそれが自分の趣味になっていたりと、思いがけない出会いがあるかもしれないので、そういったモノや言葉との出会いを零さずに大切にしようと思います。
おなべ

おなべ