ユート

ターミネーター:新起動/ジェニシスのユートのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

公開時全く興味がわかなかったけど、意外と面白い?ターミネーターシリーズ再始動!?



◼︎ 興味が湧かなかった理由

ターミネーターシリーズは巨大なネームバリューのおかげあってか遂にシリーズ5作目に突入したんだけど、2以降はいずれも世間的には失敗。
3は一旦黒歴史としてなかったことにされ、ドラマ版がスタート。これを4に繋げるつもりがドラマも暗礁に乗り上げ打ち切り。
3を表舞台に戻し、4を作るもタブーを破ったことが受け入れられずこれまた暗礁へ。
タイムパラドックスものがいよいよ本当にパラドックス化してしまったのが何よりの理由でした。



◼︎ 意外と面白いスタートだった!

上記の理由で結局劇場には足を運ばず、ブルーレイを買ったとしてもしばらく眠らせていたんですが、スタートはなかなか面白かった!
冒頭の未来に長めの尺が使われ、カイル・リースが過去に送られるシーンは見ることのできない内側を見ているような新鮮さ。
過去に到着するや、知っているようで知らない展開!これは新しい感覚!自分の知っている展開がどう変わるのか?これが結構面白い!
映画をリピートするのとはまた違った面白さがありました。
ここまでプロローグ。このプロローグまでは面白かったけど後半はかなり失速でした。



◼︎ ミスキャスト!

なぜジェイ・コートニー!次世代を担う俳優だろうから頑張ってほしいことはほしいんだけど、マイケル・ビーンはもうちょっとキレイめの俳優だったし、カイル・リースにゴリゴリなジェイ・コートニーは個人的にだいぶ違う!
次にジェイソン・クラーク。こちらも最近乗ってきている俳優さんだけどやっぱりジョン・コナーとはちょっと違う!
最後はT-1000にイ・ビョンホン!かなりハリウッド映画にでているけどこの人意外とどの映画でもイ・ビョンホンだよね。ロバート・パトリックには遠く及ばずでした。



◼︎ ジョン・コナーが…

なぜジョン・コナーにジェイソン・クラークがキャスティングされたのか中盤でわかった。ていうかパッケージのあれは壮大なネタバレじゃんか。気づかなかったからまぁいいけど。
なんで主演を張れる役者が冒頭しか出てこない役にキャスティングされんのかなぁと思ってたけど出てくるのね。
しかもT-3000として。
T-3000自体はいいよ。ある意味T-1000を超えてるし砂鉄ってところが面白い。
問題はジョン・コナーをターミネーターとしてしまったところ。
確かに斬新だ。けどこのシリーズ唯一の希望として描かれてきたジョン・コナーを悪者にしてしまったのはさすがにブッコミすぎだ。
しかも救済されることなく散っていく。
これはさすがに見ていて痛々しかったなぁ。今までのはなんだったんだって。



◼︎ しつこいBGM

ダダンダンダダン!がしつこすぎやしませんかね。オジサンがアクションを起こすたびに出されたら良さが薄まっていく気がする…
ユート

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