クローネンバーグ監督作、
鑑賞21本目。
これで全作品を観ました。♪
―――世界よ、これがハリウッド・セレブだッ!!☆
(笑)
L.A.在住のイカれたセレブ一家が、
抱える闇を払拭できずに自滅していく。
いつもの変態劇場アンバランスです。
例によって、マトモな人間はほぼ居ません。
(笑)
その中でもひときわ素晴らしいのは、
エヴァン・バード演じる人気子役、
13歳の少年・ベンジー!☆
彼のお蔭で、随分と楽しい作品に
なっております。
我が物顔でずぅっと“Fuck”、“Fuck”言ってて、
クスリをキメて、銃殺、絞殺とヤリたい放題。
ヤバさで言えば確かに姉の方が上ですが、
やはりこの弟くんが最高です!♪
観始めは、「まぁたワケ解らんヤツだよ…」
とか思いましたけど、
後からジワジワ来るヤツですねコレ。☆
クローネンバーグ監督作品、
好きかと言われたら正直判りませんが(笑)、
ついつい観たくなりますね。♪
エンタメ度では、
『ザ・フライ』
『イグジステンズ』
難解さでは、
『スパイダー』
『コズモポリス』
変態度なら、
『シーバース』
『クラッシュ』
…といった所でしょうか?
人生の“負”と向き合い、哲学的に探求していく。
その結果が、抽象的な精神の変容を具現化した、
あの生理的嫌悪感をもよおすビジュアルや、
変態トワイライトゾーンというワケですね。♪