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ぼくを探しにのmayadaifukuのレビュー・感想・評価

ぼくを探しに(2013年製作の映画)
5.0
色遣い、音楽、ファッション、フランス菓子、ストーリー。
どれも好き。あぁ、好きだわ、これ。
どこを見ても、なんだかおいしそうなんだもの。
食べ物じゃないものも、なんだかおいしそうなの。
緑とか家庭菜園の土とか、犬の舌とか、ポールの目とか、マダム・プルーストのほっぺとか。
なんだろう、なんかおなかがすく映像なの。
絶対におなかすくだろうなと思ったから、ビスケットとコーヒー用意したけどさ、絶対食べたくなるよね、”シュケット”と”マドレーヌ”。あれはずるい!!

ポールが言葉を全く発さないからこそ、表情や動き、目の様子でポールの気持ちが全部表現されてて、もうなんか泣いちゃった。悲しくて泣いて、嬉しくて泣いて。強くなっていくポールに心打たれて。いや、私もわたしを探しにいかなきゃなぁ。そろそろ。

とにかくすんごい良い映画。好き。

そして、東京に住む姉に、お盆で帰省のときに東京のPAULで限定販売しているという”シュケット”をリクエストすることを心に誓い、明日連絡をします!!

14/08/04 inシネ・リーブル梅田
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