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海街diaryのokadunkのレビュー・感想・評価

海街diary(2015年製作の映画)
4.7
それぞれ個性の違う4姉妹の物語。平成の東京版「若草物語」。
原作は「バナナフィッシュ」で有名な吉田秋生先生。

物語は、離婚して家を出ていった父の死から始まる。
取り残された腹違いの妹、浅野すずを幸田姉妹が引き取って生活が始まる。

場所は鎌倉の極楽寺駅付近。
実際に映画に出てくるシーンが鎌倉にはあるので、聖地巡礼というほどではないが近くに行った時にロケ地を見に行ったことがある。

とてもいい場所だった。
こんな土地で暮らしてみたい、と思った。

“もうすぐ死ぬって分かっとっても、きれいなもんをちゃんときれいって思えるのがうれしい”

50年も経てば、みんな同じおばあちゃんになるんだからね

お父さん、ほんとダメだったけど、優しい人だったのかもね
だって、こんな妹を残してくれたんだから

父の死を通して、存在すら知らなかった妹と暮らし始める。
何事も起こらずに、日常は続いていく。

この物語は日本版「若草物語」なのだと思った。
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