なんか初回の鑑賞と今回とはちょっと印象が変わってしまったことに驚いた。
前回観たときは、今はなき父親がつないだ 4 姉妹の暖かな家庭を描き、すずが心の拠り所となる居場所を見つけるハートウォーミングなお話としか感じなかったが、今回は少し違和感を感じてしまった。
何が違和感かというと、とにかく暖かくて美しすぎる。どろどろとした、心が少しざわつくようなリアルさがない。
もちろん、理想郷を描いたファンタジーとして観れば大変すばらしい映画なのだけど、自分も大人になったのか、言い方は悪いが、きれいごとだよなぁ、と感じてしまった。