全くお前らというやつは、そうやってすぐすずちゃんすずちゃんと言いやがって、確かに可愛いか知らんが夏帆ちゃんの可愛さを忘れてるのじゃないのか？え？どうなんだ？え？あ、あれ？あ？ん？夏帆ちゃん？え、なんか、顔変わって？ん？鳥感というか骨感というかが強くなって？ん？
っていうか夏帆ちゃんの彼氏池ちゃん！？池ちゃん出てるの知らなかったから縁側座ってて爆笑してもたわ。鎌倉の歴史でも歌うのかな。
映画始まってすぐは、あれ？是枝さんってこんなセリフらしいセリフを喋らせる人だっけ？もっとさりげないセリフ回しが好きだったのに？なんだろ、わざとらしい。山田洋次かよ。丘の上でそういうことをするなよ。ジブリかよ。原作の要素？規模大きくなるとこういう弊害もあるのかなあと思ってたけど、おそらくそれが狙ったところで、山田洋次のような昭和らしさが残る映画にしたかったのだろうな。
池ちゃんを筆頭に(？)異常なまでの豪華キャストもちょっとわざとらしくて、どうだ、どいつもこいつもすげえだろって言ってる感じが鼻についた。ただ、まさかまえだまえだに泣かされる日が来るとは思わなかった。前回の福山に泣かされる日が来るとは思わなかったのに続き、まさかの舐めてたやつが琴線をべろんべろんに触れてくるパターン。
それから大竹しのぶ。このキャストでお母さん誰なんかなあと思ってたら満を持して登場。もうお前しかないやろ感。間違いなかった。
それから何と言っても撮影が素晴らしすぎる。心が死んでる僕が素直に日本って良いなと思った。うわあ、それくらいしか言えない。
絶対に劇場で観るべき。
広瀬すずに関しては、いやはや、もう言葉もありません。絶対に良い旦那さんを見つけて幸せになってほしい。親の気持ちでしかない。
夏帆ちゃん好きとしては4姉妹で夏帆ちゃんだけがなんにも抱えてなくて(抱えてなさそうというだけしか劇中では描かれなくて、きっと裏には深い部分があるのだろうと思うけど)もうちょい彼女にもドラマがあっても良かったのにと思ってしまった。池ちゃんがめっちゃ悪いやつだったとかね。あー、あともうちょっと言いたいのは次女の価値観を変えるきっかけになるのが加瀬亮なんですけど、加瀬亮が地味だけど信頼できる好青年。っていうのもうよくないですか？そう見えるけど実は１番悪いやつだったとかにしてほしかったなあ。
まあでもそういう胸糞悪い展開のない優しい映画もたまにはいいかなあと思う。かな。好きな監督じゃなきゃこき下ろしてるけど。
