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オートマタのliamのレビュー・感想・評価

オートマタ(2014年製作の映画)
3.1

監督はガベ・イバニェス。出演は「マチェーテ・キルズ」のアントニオ・バンデラス、「シェイド」のメラニー・グリフィス、「タイムリミット」のディラン・マクダーモット、「エンド・オブ・ホワイトハウス」のロバート・フォスターなど。

太陽風の増加が原因で砂漠化が進み、人類存亡が迫りつつある2044年。人間に代わる労働力としてオートマタと呼ばれる人工知能搭載ロボットが人々の生活に浸透していた。さらに、生命体に危害を加えない、自身で修理・改善しないというルールが製造時に組み込まれており、人間との共存に支障が出ないシステムが確立されていた。そんな中、オートマタ管理者ジャック(アントニオ・バンデラス)は彼らが自発的に修理を行っていたのを知って驚く。その首謀者と目的を探る彼だが、思わぬ事実に突き当たる。

これまた世界観が自分好みの映画。未来の世界って本当に観ていてワクワクする。

今作で登場するロボットのオートマタは、人間らしさのあるロボットではなく、より機械的で不気味。

ただストーリーとしては大きな起伏がなく、正直あまり面白くない。内容的引き込まれない人にとっては、退屈な時間だっただろう。
SFあるあるを詰め込んだみたいな展開で、そこもありきたりさを感じてしまった。

人間とロボットが対立する物語かと思ったけど、そうではなくロボットが人間の後を継ぐ事を理解する話。
やっぱり最後まで地味だし、起伏がなくて暗いのでちょっと観ていてキツかったかな。

暗く起伏のないSF映画。
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