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キル・ビル Vol.2のliamのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)
3.7

監督は「キル・ビル Vol.1」のクエンティン・タランティーノ。主演は「ペイチェック 消された記憶」のユマ・サーマン。出演は「キル・ビル Vol.1」のデビッド・キャラダイン、マイケル・マドセン、「スター・ランナー」のリュー・チャーフィーなど。

結婚式をかつての暗殺団仲間に襲撃されたヒロイン、ザ・ブライドの復讐のターゲットは全部で5人。前作では2人を倒したが、本作では残る3人、ビルの弟バド、ビルの現在の恋人エル、そしてかつての恋人ビルへの復讐を遂行していく。

vol1から続く続編。
日本が主な舞台だった前作とはかなり違ったテイストになっている。

前作ではアクション重視でほとんど闘っていたが、今作はストーリー重視になっている。
主要キャラクター達を深掘りする今作を観ることが重要。
ブライドとビルがお互いに対してどう思っていたかがここで分かる事になる。

このストーリーは結局男女のすれ違いがきっかけで、カッとしたビルから始まった。めちゃくちゃ単純な事で思わず笑ってしまったが、案外そういうものなのかも知れない。笑

個人的には前作の方が好き。こういう作品はどうせ観るならあれぐらいぶっ飛んでいた方が良い。

前作よりも内面を重視して作られている映画。
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