監督は「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」のウェス・アンダーソン。出演は「SING/シング: ネクストステージ」のジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、「オットーという男」のトム・ハンクス、「THE BATMAN-ザ・バットマン-」のジェフリー・ライトなど。
1955年、アメリカ南西部の砂漠の街アステロイド・シティ。隕石が落下して出来た巨大なクレーターが観光名所となっているこの街に、科学賞を受賞した5人の少年少女とその家族が招待される。子どもたちに母親が亡くなったことを言い出せない父親、映画スターのシングルマザーなど、参加者たちがそれぞれの思いを抱える中で授賞式が始まるが、突如として宇宙人が現れ人々は大混乱に陥ってしまう。街は封鎖され、軍が宇宙人到来の事実を隠蔽する中、子どもたちは外部へ情報を伝えようとする。
三重構造になっておりややこしい構造の作品。ストーリーも今までになく意味不明で難解。
正直一度観て全く理解ができなかったので、色々解説を読んでやっとしっくりくる所はあった感じ。凄い作品なのかも知れないが、個人的には理解が追いつかなかった。
いつも通り映像は素晴らしく良い。世界観に引き込まれるとはこの事で、やはり目に映る所ばかりに引き込まれてしまう。
CGを使わないで、この映像を作りあげる監督の凝り具合には感嘆させられる。
相変わらずアンダーソン監督作品には、豪華な俳優陣が出演している。常連だけではなく、スカーレット・ヨハンソンやトム・ハンクスまで出演しており作品を彩っている。
何度か観返して自分の中で考えをまとめていきたい。
中身を掴み取るのが難しい映画。
