しろみさかな

虐殺器官のしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

虐殺器官(2015年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読、なんとなくR指定で面白そうやなと思って観賞しました。
コンテンツや世界観は結構好きでした。ちょっとSFっぽい、人体いじりまくってる感じだったり。サバイバルゲームのようなアクションシーンだったり。ただやっぱり難しい言葉や設定が多くて、とても難しかったです…。100%の理解は出来なかったです。
ただ劇中の台詞の中で、耳は瞼がないと言っていて、確かにぃ!と思いました。例えばイヤフォンなどで物理的に塞ぐ以外、耳という器官は塞ぎようが無いのです。そこにフォーカスを当てたジョンって本当恐ろしく天才+サイコだなって思いました。音として人間に刷り込みをすることで、虐殺をする兵器を作るっていうことですもんね…とんだテロリストですわ…。そこは理解できたので、震え上がることができました。
あとは作画崩壊が時々あるのがちょい残念でした。集中できなくなるからやめてほしいなぁ(笑)西洋人の骨格を忠実に再現した立体感のあるキャラデザだからこそ、なのかなとは思いましたが…。
カフカがキーなのかしらと思いました。カフカは変身が有名ですね。わたしも変身は少しだけ読んだことがありますし、大学の授業でちょこっとだけ学びました。本は古典的な感じで結構難しかった記憶があります。他は知りません、なのでよく分かりませんでした…(笑)
まぁ、SF好きな方、攻殻機動隊好きな方はハマるかなと思います。是非。それ以外の方は女子供普通に殺されるので、あんまりオススメできません。
余談、声優さんが呪術廻戦やーん!って嬉しくなりましたね…中村アンド櫻井コンビありがとうございます…。
しろみさかな

しろみさかな