史上最高のシズル感!
こんなにも、いつもはやかましくて憎たらしい隣の人のポップコーンが、今回ばかりは羨ましく思えて仕方ありませんでした。
止まらない涎に、陽気な音楽を乗せ、ワンスアゲインまで重ねたまさにジョン・ファブローにしか撮れない映画だと思いました。
シェフ=映画監督、レストランのオーナー=映画プロデューサーな構図に、映画もレストランも作ってるものが、映画か料理という違いしかないんだなって思った。
映画、料理に関わらずモノづくり全てに共通するものなんだとも思う。
ただ、フードトラックの毎日が最高だっただけに、(主人公も、監督自身も映画のなかでそういった表現をしている)あのラストには少しモヤっとしたのです。
なんだか、少しばかりフードトラックでの日々を否定しているように思えたからだろうなぁ。