カッシー

ザ・レイド GOKUDOのカッシーのレビュー・感想・評価

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)
4.3
最高

前作がまっすぐ一本の筋に沿った純化されたストーリーだったのに対し今作ではマフィア抗争ものの王道のようなストーリー。
あらすじを見たときは"ザ・レイドにストーリーなんかいらねぇんだよ‼︎"とか思っていましたがこれは完全にプラスに働いています。
ストーリーが進行するにつれてシチュエーションが変化するため一番見たい超ハイスピードシラットアクションが次から次へと繰り出されとにかく楽しい!

序盤のセットアップのシークエンスが長く感じましたが"トイレでのラマvs笑っちゃうほどの数の囚人バトル"&"みんなで泥んこスーパー大乱闘"の二回の見せ場が用意されているので大大大満足。
さらに"カーチェイス"×"シラット"×"どうやったのか想像もつかない長回しワンカット"のスーパー盛り上がるカーアクションシーンや前作の悪役マッドドッグことヤヤン・ルヒヤン演じるかわいそうな凄腕殺し屋の無双っぷりなど見所がこれでもかと続きます。

そして今回登場する殺し屋3人衆のありえないくらいの強さ。
まずはベースボールバットマン。その名の通りバットを使うのはもちろん、なんとボールを使った殺人ノックまで披露!
その妹ハンマーガールも叩くだけでなくトンカチの反対側の釘抜きを使って相手を切り裂くなどやりたい放題!兄に行くぞって手を引かれた時に"あ、待ってハンマーハンマー"ってカウンターに置き忘れたハンマーを取りに来るのが可愛い笑
んで、今回の大ボスでとにかく強いキラーマスター!名前のどストレート感はさておきこやつがむちゃくちゃ強い。素手はもちろん超高速のナイフさばきで主人公ラマを追い詰めます。

すでに第三弾も決まっているらしく早くシラットの強さをまた味わいたい!
グロかったりするのであまり万人にオススメはしないですがこれぞアクション!を求めている方はぜひ!
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