ふっくー

イントゥ・ザ・ウッズのふっくーのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)
3.3
ディズニー映画の主人公達が総出演するミュージカル映画。

まず気をつけて欲しいのは
「おとぎ話のハッピーエンドのその後」の話ではない。
そしてジョニデ推しの宣伝は恐らく日本だけ。ジョニデ目当てで観る人はパイレーツシリーズでも見てください。
ジョニデの出演時間10分もないから。

「シンデレラ」
「ジャックと豆の木」
「赤ずきん」
「塔の上のラプンツェル」
の登場人物達が森で出会いそれぞれの物語にリンクしていくお話。

イントゥザウッズと言うだけあって、全編森の中で展開されるので、人によっては同じような場所でのミュージカルなので、退屈してしまったり好みが分かれる作品だと思う。

話の展開は
御都合主義全開でトウモロコシのような金髪がダメだったからトウモロコシの髭でいいんだ笑、って感じで内容はツッコミ所満載ですが、笑える場面も沢山。

川辺で王子2人が胸元開けながら熱唱するシーンは笑かしにきてるよねこれ笑

あとオオカミの腹の中が紫色の布で覆われてて、食われた人間は縮小するとゆう魔人ブウのお腹の中方式なのも笑えた。

3回も逃げられるクリスパイン演じる王子wwww最終的にチャラすぎてシンデレラにもプイされる王子wwww

シンデレラを苛めてた姉妹の金の靴を合わせるために…シュールすぎるww

そして製作側のちょっとした小ネタだろうけど、1番感動したのはアナ・ケンドリック演じるシンデレラが転げ落ちた時の着地がデングリ返しから足ピーンとお尻で着地する「ディズニー転び」をしていたとこ!!あれ本当素晴らしかった。ディズニー映画のプリンセス物見たことある人なら絶対に分かると思います「ディズニー転び」wwwww

1番可哀想なのは巨人だと思う。
金貨盗まれて夫殺されて、地上降りてきたら石コツーンされてKO。ナンテコッタ。

理想の王子と幸せになったのはラプンツェルのみで、パン屋、赤ずきん、シンデレラ、ジャックは何かしら大切な物を無くして終わるのね(^◇^;)

そして、やっぱりメリルストリープの存在感がデカイ!!今作が映画初めての悪役でしたが、仕草とか意地悪な感じとか流石の演技でした。

おとぎ話の世界がそのまま実写化された世界観は観ているこちらも楽しい気持ちになるし、何と言っても皆さん歌が非常に上手いので歌を聴くだけでも観る価値がある作品だと思います。

好き嫌い分かれる作品かも知れないですが、ディズニー映画好きの人なら色んな小ネタを発見できると思うのでそこでまた違った楽しみ方ができるのではないだろうか^_^
ふっくー

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