れれれざうるす

ニンフォマニアック Vol.2のれれれざうるすのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
4.1
前作のバリバリの続き!
vol.1でのジョーはまだ女として魅力も価値もあり人生の坂を昇っていってたのに比べ…、vol.2では堕ちていく。女としての価値もなくなっていくばかり。
序盤で回想シーンのジョーのキャストがシャルロット・ゲンズブールへ交代。そこから若きジョーに比べて美しさも衰え、綺麗なSEXシーンなどがなくなり中年女の恥ずかしくも痛々しい描写の大連発。

黒人のシーンは爆笑!あれは笑わせるつもり絶対あるよね。画面いっぱいに映る黒人のデカチン達。反則でした。
そしてシャルロットは絶対乳首開発してるよ!!私性活も乱れてるのかしら??(生まれつきだったらso sorry)
“K”のエピソードが刺激的すぎる。痛い痛い!待合で待たされる番とかあるんだね(笑)こいつのせいでジョーがやたら色情狂にこだわっちゃう。
“P”のエピソードではいろいろやられちまった。ちょっと泣いたのに…!結局は某Jさんに人生振り回され、しかも忘れることが出来ずボロボロになりながら変な世界で生きていくってことなんだよ。女に生まれたのが一番の過ち。(その点、男って楽な生き物だわよね〜。性が絡んだらの話よ!)
高原で一人佇むジョーはその横に凛とそびえ立つ、女体かのような孤独な木と何処か重なっていた、ような気がした。

息子のシーンはアンチクライスト的展開になると思ってヒヤヒヤ。そんなファンサービスいらないっ!って思いながらもトリアー監督に踊らされちまった!トリアーったら!もうっ!
とにかくとても観やすい怪作なので是非ともvol.1&2続けて観てほしいです!