このレビューはネタバレを含みます
(*≧∀≦*)高齢インターンが会社を動かす!
家庭と仕事、どちらをとる?!
「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイが今回は女社長に!ということで視聴しましたが、よくできていましたね。
未だに健在の彼女の美貌もありますが、笑いあり涙ありのいい作品でした。
ポイント「ベン」「成功」「夢」
「ベン」
今作でアン・ハサウェイ演じるジュールズの元でインターンをすることとなったご老人ですが、彼がインターン生でありながらジュールズの支えになっていく様は面白かったですね。
最初は彼女の気を引くため様々な事に積極的に取り組んできたものの、プライベートを知られたくない彼女からは「めざとすぎる」と言われてしまい空回り。
しかし、彼の経験や家庭、仕事に対するアドバイスなどを通じて彼女が心を開いていく様は痛快でした。
若くして成功した彼女の人生を大きく動かした彼の年の功は、とても印象に残りましたね。
「成功」
成功している人間ほど、ひとりで計り知れない重圧を背負う事となる。それをこの映画で身に染みて感じました。
ジュールズは若くして成功した後、夫や子供にかける時間が少なくなり、CEOを置くという話も、家庭の為にと思い、不本意にも進めます。
成功すればするほど人生における取捨選択が増えるんですよね。
だからこそ、今回のマットや周りの社員、ベンなどの理解者の協力を経て少しでも捨を減らす事を大切にする事が大切ですね。
「夢」
ジュールズは自分の続けたい仕事と、自分を大切にしてくれる夫のどちらを取るかで葛藤するのですが、結果彼女はどちらも失わずに済みました。
それはベンの助言もありますが、最も大きいのは夫が彼女のことをよく理解していたからこそ生まれた結果です。
自分の夢を支援してくれる、理解してくれる人がいることがどれだけ心強いかを思い知らされました。
以上がこの作品のポイントでした。
ベンの人柄の良さや影響力の強さを思い知らされ、どんな人にも役割があるということを思い知らされました。
総合すると、プラダを着た悪魔に負けず劣らずのアン・ハサウェイのお仕事ムービーでした。
ベンというインターン生が会社を変える様子が印象に残る良作です。