エリック・ロメールの喜劇と格言劇シリーズ。
“友だちの友だちは友だち”
うーん🙄
そうなの?
事あるごとに、
「私は無理よ、ブサイクだし…」
と言う恋に内気な主人公ブランシュ。
対して恋にはアグレッシブなレア。
ブランシュはレアの友だちであるアレクサンドルに一目惚れ。
レアもレアの彼氏ファビアンも、アレクサンドルはプレイボーイだと話すが…。
レアは
「ファビアンとはもう別れるから、あなた付き合えば?」と、現在進行形の彼氏をブランシュにすすめたり
そうかと思えば舌の根が乾かないうちに
「ファビアンとはやっぱ別れないことにしたわ〜」と平気で言う。
半径数メートルでしかやりとりしてないみたいでややこしいのに、最後は円満に収まるとはびっくり。
男女の摩訶不思議なんでしょうか。
男はちょっと隠れて、女はきっぱりと対峙する覚悟を決めるところが面白い。
人間関係の可笑しさ、自然風景の美しさ、色彩の鮮やかな表現も含めて、全てうまくまとめてしまうのがさすがでした。