ゴーン・ガールの原作者、ギリアン・フリン小説の映画化。数年前に小説を読んだことがあったので、どんな映画になっているかと思ったら…
うーん、ちょっと残念。
キャストがいいのに勿体ない。
面白い小説を映画化するって、イコール面白い映画になるとは限らない、簡単なことではないんだと改めて感じた。
2時間にまとめるって大変なんだろう。
原作では登場人物たち、特に主人公のリビー、兄、母の心情がかなり重きを置かれて丁寧に描写されている。映画ではそこがかなり省略されており、事件の真相に迫るだけの、単調な感じになってしまっている。
でもラストの兄とリビーの場面や、リビーが車を走らせる場面はぐっときた。
もし映画だけしか見てないなら、ちょっと消化不良なエンディングに思えたかもしれない。
シャーリーズ・セロンは、モンスターで見せた怪演もさることながら、こういう感情をあまり出さない不貞腐れた化粧っ気のない役でも、やっぱり上手いなって思った。
クロエは悪くないんだけど、ファッションもメイクも、80年代ガールに見えなかったな〜