冒頭からニコール・キッドマンさんが全裸の美しい後ろ姿を披露してくださるマニア向けです。
いや違いますけどもが。
朝起きたら昨日までの記憶が全く無くなっているけど献身的な渋い亭主が世話をしてくれる、という仮に逆バージョンなら羨ましさしかない設定ですが、どこかで見たことがなくもないプロットながら、全体的にはそこそこ面白かったとは思うんですよそれでも。
しかしコリン・ファースさんの扱いが酷い。酷過ぎる。
まぁそれは物語上仕方ありません。
そして、記憶を辿る手伝いをするのがご存知マーク・ストロングさん。
ええと記憶探偵のスピンオフかなんかですかこれ？
「本当にそれで良いか？」というラストの展開は、ある意味良くて、ある意味悲惨ですらあるように思えるのですが、自業自得ですからね。
犯人がわかりやすいので、謎解きの楽しみはあまりない故、やはり『インベージョン』冒頭のスッケスケパジャマで廊下を歩くキッドマンさん同様に、ニコールマニア向けです。
