Filmarksの試写会にて鑑賞。
手汗握るハンカチ必須の映画、なんてよくある謳い文句だと思ってるアナタ、綱渡りだけで２時間ももつのか？と思ってるアナタ…そう何を隠そうワタシでした…（汗）
さすがはロバート・ゼメキス監督！期待を大きく裏切られましたよ！
もうこれまでの人生で一番手汗かいたんちゃうんってくらい、綱渡る前から汗はじっとり、肩にも力入っちゃうわ、終わってからはぁーというため息が周囲に漂っていた気が…。それくらい面白かったんです！
前置きはこれくらいにして。
綱渡りの前の、なぜ彼がこれほど取り憑かれてるのか、そんな彼に惹きつけられて集まる仲間たちとのドラマ、計画を練り実行に移すまでの紆余曲折などが丹念に描かれているので、単なる曲芸を観せられて終わるなんてことになってないんです。
映像もオシャレで音楽もスライがかかってきた日にゃ、こっそり足踏みしてしまうほど。
綱渡りの設営をするところから実際に綱渡りをする後半は、緊張感の連続で飽きさせません。映像がキレイでこれはぜひ3Dで観るべき作品。
とにかく演出の巧さにうならされた作品ですが、ジョゼフくんがなかなかよい。サマーから君も大人になったんだねぇ、うんうんってナニサマ⁈
フランス語うまいなぁと思って調べたら実際に話せるみたい。そしてうれしいサプライズは、ベン・キングスレー様が出てきたこと。もはや、国籍不明ですね（笑）
題材が地味な分、損してる感もありますが映画として面白い作品だなぁと思いました。
これが実話ってのも信じられません。
