一口バウムクーヘン

レヴェナント:蘇えりし者の一口バウムクーヘンのネタバレレビュー・内容・結末

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

想像以上に良かった。

作品名とメインビジュアルからダークファンタジーかと思っていたら、実際はその正反対。

雄大なアメリカの自然を撮った映像美、ディカプリオの演技、目を背けたくなるようなリアルなサバイバル、臨場感あふれるカメラワーク、どれも素晴らしかった。

シンプルな復讐劇なのも良かったと思う。

寒さを凌ぐために死んだ馬の内臓を取り出し、死体の中に隠れて一晩明かしたシーンや、最後の戦いの近接戦のシーンが個人的に好きだった。

最後のシーンでディカプリオと目が合うように映画が終わる。フィクションではなく現実の話だと訴えかけるようなシーンだった。