てつこてつ

13の選択のてつこてつのレビュー・感想・評価

13の選択(2014年製作の映画)
3.3
地味ながらもスリラーとしてはなかなかの出来。個人的には、これをB級作品とは呼びたくないな。

ただし、中盤以降、結構エグい描写が多い。

タイトル通り、金欠に苦しむ主人公に謎の人物から電話がかかってきて、13の与えられた“ゲーム”を全部クリアすれば大金が手に入るという単純明快なストーリー。当然、レベルが上がるにつれハードルは高くなるという展開。

主人公が携帯電話を手放したあたりからツッコミどころも多くなってはくるがクライマックスの展開はそれなりに凄い。

感心したのは主人公を演じたマーク・ウェバーという俳優さん。失礼ながら地味めな容貌で、序盤のキャラクターにまさにハマり役って感じなのが、ストーリーが進むにつれドンドンかっこよく見えてくる。

主人公のフィアンセを演じていたのが、結構好きだったHBOのテレビシリーズ「トゥルー・ブラッド」のデヴォン・グレイというのも嬉しい。

ただし、いかんせん、ロン・パールマンの刑事役はあまりにもキャラが強過ぎて、ああいうオチがなんとなく予測できてしまうという・・。

タイ映画のリメイクとは知らなかった。
で、ジャケ写が割と安っぽい。
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