フィリップ・ガレル✖️ルイ・ガレル
モノクロで観るルイ・ガレルが美しい。
どんなに好きな相手がいても自分が満たされていないと、それを満たしてくれる相手に いとも簡単に乗り換えてしまえるものだろうか。
全てを手に入れてふと立ち止まった時に相手が「運命の人じゃない」と気付いてしまったら?
また別の愛を探して彷徨うのだろうか。
そもそも「運命の人」っているのかな。
みんな出会えている?
出会えていてもすでに他の人のものかもしれない。
そんなような事を考えさせられてしまうお話でした☆
77分という短さの中に 1組の男女の幸せ、苦悩、嫉妬…いろんな感情がぎゅっとつまっています。
この作品の女性はとても身勝手なんだけど、別の見方をすると「自ら幸せを勝ち取りに行く」姿勢がすごい。
恋愛に対して奔放なイメージのフランス。
先日フォロワーさんに「フランスは離婚が難しい国だから初めから籍を入れない…」というような事を教えて頂きましたが。。
なるほどね。。。