NEO邦

沈黙ーサイレンスーのNEO邦のネタバレレビュー・内容・結末

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

宗教と言うものに無頓着だし時代背景とか貧困だとか憶測は出来ても理解は出来ないので何があそこまでの信心に至るのかをずっと答えの出ない事を考えながら観て、観終えてからもしばらくは宗教ってものから神とかその辺の事をずっと考えさせられた、そんな映画だったなぁ

熱湯の拷問のシーンはあれはだんだん肌が赤くなってったのはあれはマジで熱湯かけてたって事なんかな?
波のシーンだったりとかあそこまで出来たのはやっぱり製作がアメリカだからってのがデカかったのかもなぁ…
9割以上が日本が舞台だったから邦画感覚になっちゃうけども…ってゆーかここまでしっかり日本を描いてくれてるってのが凄いんだわ!ラスト・サムライなんかどこの国の話?って感じだったもんね


窪塚のキチジローは素晴らし過ぎる…生にしがみついてるけど信仰も捨て切れない感じが何か人間臭く感じた
イッセー尾形のいやらしさはもちろんだけど浅野忠信のあの味方スタンスで棄教を迫る感じは何だかヤクザ的な怖さがあるような感じがした

「沈黙」って言うタイトルが色んな意味を持ってて色んなところにかかってたと思うん
祈りや問い掛けからそれに対しての答えの正誤まで全ては自分次第って事…?…やっぱり答えは出ないなこれは…
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