ぶっ飛びすぎ。正直ラストの展開もそれまでの説明不足な感じもどう言えばいいのかわからない。
主人公のイグは幼い頃から恋人のメリンと付き合っている。
しかしプロポーズを決意したその日、メリンから別れを切り出され喧嘩になってしまう。
自暴自棄になったイグは一人その場を後にし、車で泥酔したまま眼を覚ます。するとメリンは何者かに殺されていた。
喧嘩をしていたことから第一容疑者となり、毎日のようにバッシングやパパラッチをされるようになったイグ。
そしてある日目覚めると、イグの頭からはツノが生えていた。
そのツノを前にした者は自らの汚い欲望を曝け出し全てを喋ってしまう。イグはそれを利用し、メリンを殺した真犯人を探し始める。
紆余曲折あり、親友のリーが真犯人だということを暴露し始めるが、イグはリーの手により燃え盛る車と共に海に転落。
なんとか一命を取り留め、リーに裁きを下そうとするイグ。
戦闘の末、お守りであるメリンの十字架を引きちぎると、イグには羽が生え、瞬く間に炎に包まれる。
地上に舞い降りたイグはすでに悪魔の姿に成り果てていた。
リーを殺したイグは、その場で兄に看取られながら息を引き取った。
天の国でイグとメリンは幸せに暮らしましたとさ。
イグ役はハリーポッターのダニエルラドクリフ。
この人本当にハリポタ以外の映画には恵まれていないなあ。ハリーのイメージを払拭しようと頑張っているのはわかるんだけど。。
ファンタジーホラーというか、ミステリーというか、世界観が定まってなかったのが本当に残念だった。
ツノが山羊の形状だったので、あーこれは悪魔になるんだな…と分かりきってはいたんだけど
悪魔になったのは結局メリンの墓におしっこをかけたからなのか？(イグ自身は神様からの祝福…的なことを言っていたけど)
あと悪魔のまま死んだら地獄に行くんじゃ…？？
それに最後のシーンで急に兄やら幼馴染が現れたのは何でだ？？
生還してリーの前に現れた時なぜかお互いめちゃくちゃ普通だけどそんなのありえなくない？！
あと、出てくる男がみんなエリン大好き。
兄や父もそうだしリーもそう。そんなにいい女には見えないんだけど、そういう、神に愛された不思議な女性ってことなのかな？
女があんまりエリンの事を褒めないのも気になった。男にしか好かれてないのかな…？？
「不思議なことが起こってる」のはわかるけど、なんで起こっているのかは説明されないのでモヤモヤ。
本当に映画に恵まれない、ダニエルラドクリフ
