YAZ

ミス・バイオレンスのYAZのレビュー・感想・評価

ミス・バイオレンス(2013年製作の映画)
3.7
ギリシャ映画観る

11歳となった次女の誕生日
を祝うパーティーから。
祖父母、母、娘3人と息子の平
凡だけど幸福そうな一家。
父親はいないけど。。。
楽しいはずの時間に主役の次
女が唐突に飛び降りての話

良いのかそうでないのか分からないけど
感想で最近特によく見かける「胸糞」と
いう感情があまり湧かない自分ですが
これだけはフィクションだからでは済ま
ない不快が。それでいての純度100%
食卓の幸福感に見えるファミリー映画

次女の死を調査する福祉課への対応が
不自然な母親。裏で祖父がイロイロと手
をまわしてるようであります。
そんな不穏な空気が漂う一家ですが血縁
関係にも何だか不自然さが。
父親いなかったな〜がもしや〇〇だから
かなと思い始める

映画祭で高評価らしいですが何だか分か
らない気味悪さを醸し出しているのは
確かで閉じられたドアと密室の二人がか
なり繰り返されてますがこれは閉じられ
て室内では何事かが起きてる一家を暗示
しているようであります

ほぼほぼどんな映画の罪(悪行)でも裏事
情知りたいなが先ずは顔出しますがこれ
だけはそんな気にも成らず

そうは言っても見入ってしまったりする
ので何だか複雑な気持ちで終わるです
YAZ

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