ダニエル・エスピノーサ監督xめちゃくちゃ豪華なキャスト、製作にリドリー・スコット。
同名小説の映画化だが、結末が違った(冒頭も)
設定が大きく違い、それが衝撃度に影響してる。
暗い話だなー。
スターリン時代のソ連、子供が次々と遺体で発見される事件の真相を追う捜査官の苦悩…がメインだと思うのだけど、いろいろ詰めこみすぎなような気がしないでもない。
ソ連の監視下、殺人は存在しないとして葬られる事件。事件の犯人は明らかになってもなぜ？ははっきり明かされない。もともとそこはさほどはっきりさせる意図はないのか、それとも他に描きたい/描かなければならないことがありすぎて尺足らずなのかどうだったんだろう。
捜査をしている過程に織り込まれながら描かれる、レオの過去や夫婦の関係、ソ連の異常な監視体制などそっちのほうがドラマとして面白い気がするが、なにせどれもさらっと描かれてるだけで、｢そうだったのね｣としか思えなかったのが残念。
ファレス・ファレスやニコライ・リー・カースも出てるんだよねー。隅まで豪華だったな…。
結末は原作のほうが衝撃的、あっちのほうがダメージ大きい。
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