品川ヒロシ監督作は初めて観たのが「サンブンノイチ」で、意外と面白かったし、ゾンビ映画好きなので劇場まで足を運んだ作品。
個人的にはそこそこ面白かったけど、評価は低いのね😅
もちろん色んなゾンビ映画の要素を切り貼りしてる感は否めないけど、ゾンビメイクや肉を噛みちぎる描写は頑張ってる。
血糊もCGでな無さそうなのも良かった。
邦画のゾンビ映画でこれだけやってくれたら上出来なんじゃないかと。
ただ、色んな邦画観てて思うのだけど、吉本芸人が出てくると途端に映画がチープに感じてしまう。
なかには演技がそこそこ上手い人もいて、この映画だって皆そこそこやれてる。
でもそれはあくまで俳優としては見てないから。
ゾンビ映画なんていうのは、それこそB級感溢れるものだし、一昔前は一部のマニアやホラー映画好きしか観てなかったジャンル。
だからといって、監督自身の仲間ウチでやりました感は出して欲しくなかった。
まぁ色々と大人の事情はあるんでしょうけど。
とはいえ、ちゃんとした俳優も出てて、やっぱ窪塚の存在感はピカイチでした。
いつもの窪塚節はそのままに、楽しんで演じてる感。
少し前に観た「最初の晩餐」みたいな落ち着いた演技もいいけど、個人的邦画No1作品「ピンポン」や「IWGP」あたりでハマった人間としてはこういう役は嬉しい。
てか日向役って山本舞香だったのね。
しかも今渦中の榊英雄が出てた。
今観ると、役柄は本人まんまじゃないかと思った。
オチは「ランド・オブ・ザ・デッド」みたいだったなー。