"何回も思い出すのは愛だよな？"
by テイル
"愛してる。クソ。"
by ホジョン
"結婚しろ。結婚するのが、親孝行ってもんだ。"
by テイルのパパン
"恨まないでくれ。俺は恨む価値もない奴だ。"
by 2年後のテイル
空を見上げても 何をしても
ふと その人を思い出しますよね
時間が薬だという言葉があります
でも 誰かを愛した記憶は
時間が経つほど 鮮明になります
皆さんも長い時間が過ぎた後
愛する人の気持ちが分かったのでは？
リクエスト曲です
「記憶とは愛より」
余命系ラブロマンスですよね。所謂、王道の展開を踏襲しまくった作品。だけど、ジワジワと温かい想いが心に染み込んできちゃうんだよ。
主人公のテイルが、まんま江口洋介さんなのよ。それも、僕らがティーンエイジャーの頃に夢中になっとった"ひとつ屋根の下"の頃ねっ!!!不器用で口が汚いトコなんかもまんまだよね。誰かが"あんちゃ〜ん"と言い出さへんかヒヤヒヤしとりましたがな。
余談ですが…。テイルのお兄さんはララランドのニシダさんじゃないのよん。
これ系のお話がぶっ刺さる時ってあるよねぇ。
泣かすぞぉ〜っ！！っと見え透いた魂胆で、虎視眈々とお決まりのプロットを淡々と綴っていくのだす。
それなのに、どうしてかな。些か、グッときてもうたやないかい。
なんだろうね。昭和味とでも申しましょうか。登場人物たちのクソお口の悪さが、愛情の裏返し過ぎてね。クソいいのですよ。
もっと、二人の愛情の機微を描いておくんなまし。と、感じなくもないんだけど。詳細に描くのではなく。主立って突出した感情や事象だけを表現しているんだけど。十二分にテイルとホジョンの背景が伝わってくるような感じが良かったよね。特に、韓国版江口洋介さんの繊細な表情の演技にやられたのよ。
不器用な男の不器用な愛が、めっちゃ切なく愛おしくなってきちゃうだもんよ。
愛する者を想う気持ちと家族への愛情ね。全てを言葉で表さない、奥ゆかしさと。表すことを選択しない歯痒さね。
伝えてしまうことは、簡単かもしれないけど。その気持ちが、相手をもっと苦しめてしまうかも。という優しさ。
それが、クソ伝わってきちゃうからさ。余計に、発せられた言葉が重く心に響くんだよね。そして、それは届けられた者の心に深く刻まれちゃうんだ。
あなたと歩くだけでいい
あなたの側にいれる幸せ
あなたが側にいてくれる幸せ
あなたは不器用だから
ちょっとだけお話しをしませんか
あなたとわたしの傷を和らげるために
あなたの涙をクソ大切にするために
"食い物が全部チキンならいい。"
by テイル
"あなたが食べすぎて。店がつぶれるかも。"
by ホジョン
"だから。父さんが彼女の父親になってくれ。父さんの息子が。本気で愛した女だ。わかるか？"
by テイル
Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 4
Architecture(構成) 4
Picture(画) 4
Acoustic (音) 4.5
24-35
