Yoshimasa

野火のYoshimasaのレビュー・感想・評価

野火(2014年製作の映画)
4.1
戦争を体験していない自分がそもそも感想を言おうなどとは、甚だおこがましいのだがこれを見て日本人として何も感じないことがあっていいものか、否。

食物への渇望、それは生への執着の根源となるものかもしれない。
生とは食らうこと。食らうことは生きること。食べたい。何か口にしたい。何か食い物を!主人公の声なき叫びが聞こえてきた。

戦争映画ではあるが、なぜか食へのありがたみを知った。凄惨なシーンもたくさんあったが、主人公の「とにかく食べたい」という気持ちを、僕はこの映画に見た。